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小林よしのり
2014.8.14 03:41皇統問題

米議会が気付いた日本の女性蔑視風土


米議会が日本の「女性蔑視の政治風土」を懸念しているという。

米議会調査局の報告書では、女性の社会進出を促進することで

経済成長に繋げようとする安倍政権の政策は、日本の女性蔑視

の政治風土や職場環境で限界があるとしている。

都議会の女性議員へのヤジ事件で、米議会がようやく日本人の

男尊女卑の風土に気付いたらしい。

 

わしはこのホームページに世界中からのアクセスがあることを

意識して発表しておくが、日本は男尊女卑の国です!

なによりその証明になるのは、皇位継承の資格が「男系男子」

にしかないと主張するタリバンのような勢力がいるという

事実であります!

 

その勢力をコアな支持層とする安倍晋三が、政権奪還後、

最初にやったことが、「女性宮家創設」案を潰したこと。

安倍首相自身が「男系男子」に絶対固執する政治家であること、

これは安倍政権がポピュリズムで女性の社会進出政策を採って

いる背景にある不都合な真実である!

 

しかも、この「皇統の男系固執」は、天皇陛下のご真意ではない

ということを、諸外国の皆様にお伝えしておきたい。

小泉政権のときに、愛子さまの皇位継承を実現する法案が通され

ようとしたこともあり、それは天皇陛下のご真意に叶ったもの

だった。

それを潰したのも安倍晋三である。

 

日本の象徴である天皇陛下は「男尊女卑」を危惧しておられる。

米議会はこの件も報告書に書きくわえてほしいものであります。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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